5月の新緑の季節に水戸市民なら絶対行くべき場所、それが水戸市植物公園です。この時期に緑に囲まれ深呼吸して日頃のモヤモヤをリセットしましょう！
水戸市植物公園は、2021年から年間パスポートが導入されたのをご存じですか？絶対オトクなので、購入をお勧めします！
水戸市植物公園
小さい頃からずっと変わらない入場口、いつもきれいな花が飾られています。
入場口に立派な石碑があり、隣には車椅子利用者のためのスロープの入り口があります。
こちらが、年間パスポート。入場口の受付で購入することが出来ます。
高橋やすし水戸市長の水戸市植物公園年間パスポート導入のブログ
年間パスポートは1000円/年。入場料は300円/日なので、4回以上利用で元が取れます。県央地域の６０歳以上と小中学生は５００円/年です。年間パスポートがあれば園内はもちろん、熱帯植物を鑑賞できる鑑賞大温室や園内のレストラン「フィオレンテ」にも入ることが出来ます。もはや購入しない理由がありません。
入場すると、緑に囲まれたオーバーブリッジが出迎えてくれます。
つる薔薇モーティマーサックラーが綺麗に咲いていました。
橋を渡るとテラスガーデンに到着。
この時期は、藤の花が満開でした。
園内のゴミ箱は全て花壇になっていてかわいい。
テラスガーデンには、川が流れています。その川の元には、、、
涼し気な滝があり、滝の内側に入ることが出来ます。
内側に入ると滝のしぶきがかかりとても気持ちいいです。滝の轟音の中のいい瞑想スポット、、なのですが、ちびっ子がいない時がおすすめです。
滝は植物公園の小池に流れていきます。水の音が気持ちいい。水路の脇には沢山の花が咲いています。
小池は木に囲まれており、どこを切り取っても心が安らぐ美しい風景です。
この日は暑かったので木陰で休憩しました。
園の中心には広々とした芝生園があります。これだけ広い面積をとれるのは地方の公園ならでは。お天気の日に来れてよかったです。
芝生園の上にはロッジがあり休憩ができます。
ロッジからも小川が流れています。私が小さい頃この川に足を滑らせてびちょ濡れになったことがあります。
こちらは、鑑賞大温室。南国の植物が鑑賞できます。
展示室では、NHK朝ドラ「らんまん」の主人公、牧野富太郎の功績が展示されていました。
水戸の百樹園の造園の指導をしてくださったのが牧野富太郎だそうです。
こちらはスケッチの展示、細部まで細かく描かれています。
牧野富太郎は、植物学者という肩書を超えて、東京を桜の木で埋め尽くすことや日比谷全体を温室するといった壮大なビジョンをもっておられたようで、そのことを、続植物記に記していたとの事です。
植物の研究の域を超えて造園の分野にも見識がある力強い方だったのだろうと思いました。
直筆の書が飾られていました。文字は人を表す！文字にも力強さを感じます。
植物公園の中には、薬草ハーブ園があり、ラベンダーなどが咲いていました。しばらく植物公園に行ってなかったので新しく出来たことを知りませんでした。
薬草ハーブ園の一角に瓦で花壇が作られていました。
2011年の東日本大震災で弘道館が被災した際の再利用不可能な瓦を使用して花壇にしているそうです。
ここに植えられている植物は、水戸藩2代目当主徳川光圀が編纂させた日本最古の過程療法の本「救民妙薬」などに登場している薬草を中心に栽培されているそうです。
植物公園の一角に水戸の歴史を感じられる場所があって感慨深かったです。
水戸植物公園では、水戸森林公園の森のシェーブル館のレアチーズタルトを購入することができます。
以前のブログ 【水戸のレアチーズタルト】森林公園で飼育しているヤギのチーズを使用！実は一つ一つ手作りをしているシェーブル館のレアチーズタルト/森のシェーブル館
森林公園まで行かずとも、このレアチーズタルトが買えるとは、嬉しい限りです。問答無用で購入です。
植物公園で森林浴をして、遠くの緑を見て心なしか視力が戻ったような気がしました。
ぜひ、年間パスポートを購入してお得に植物公園を利用してみてください。
水戸市植物公園 地図
駐車場：あり
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