【水戸のあじさいまつり】期間中イベント盛りだくさん/漫遊バスやライトアップ、限定のお弁当も楽しめるあじさいまつりが開催される保和苑であじさいを鑑賞/保和苑
2023年6月10日から7月2日まで水戸のあじさいまつりが保和苑で開催されます。期間中様々なイベントがあるので水戸市民は要チェックです。まる水戸です。
保和苑
保和苑は水戸のロマンチックゾーンの中にあり、緑に囲まれてのんびり歴史を感じながら過ごせる場所です。私自身、前回行ったのがだいぶ前でしたので、見頃を迎える少し前にあじさいを見に行ってきました。
ロマンチックゾーンとは、保和苑を中心に「桂岸寺」、「水戸八幡宮」、水戸藩志士などの墓が並ぶ「常磐共有墓地」。幕末の志士をまつる「回天神社」、「愛宕山古墳」、湧き水の「曝井(さらしい)」などの史跡です。ゾーンの中に実際に現存しているものとネーミングにかなりギャップがあるように感じますが、歴史の跡が残っていることはとても貴重です。
保和苑は、元々は桂岸寺に隣接する庭園でした。元禄時代、徳川光圀公が寺の庭園を愛されて「保和園」と名づけたのが始まりといわれています。その後、昭和初期には地元有志の手によって拡張整備され、池に築山を配した純日本庭園になり、名前も「保和苑」に改められました。100種類6000本のあじさいが植えられています。
人々が歴史を繋いて今に至る庭園で行われるあじさいまつり、盛り上がってほしいです。
せっかくあじさいを見に来たのに、この日は夏日でとても暑かったです。梅雨の晴れ間はとても暑い。
保和苑入口にさっそく、立派なあじさいが咲き誇っていました。あじさいは雨に滴る美しい花というイメージですが、太陽の下のあじさいも元気があっていいですね。
保和苑に入るには、桂岸寺を通過します。お寺の入り口まで道路が整備されていて、途中飲食店などがあります。
桂願寺の門。朱色が目を引きます。
桂願寺の本来の名前は 大悲山保和院桂岸寺で、水戸光圀の命令で後から保和院という名が付いたそうです。
お寺の横には水戸黄門(徳川光圀公)と助さん格さんの石像が出迎えてくれます。「まあ、ゆっくりされたし!」と声をかけられたような気がします。
本尊はとても色とりどりで立派な彫刻が施されています。
天井に日本昔話のオープニングのような龍が彫られていました。
お寺を抜けると保和苑があります。あじさいまつりの提灯が並んでいます。
しばし、保和苑の緑をお楽しみください。
保和苑の前の大通りは通称あじさい通りと言い、通りの街路樹の元にはあじさいが咲いています。
あじさいまつり期間中の6/17(土)~6/25(日)はあじさいがライトアップされるそうです。
幻想的な夜の保和苑とあじさいを堪能したい方は是非訪れてみてください。